Standard Ban List 21.06 アナウンス
NiseiによるStandardフォーマットのアップデートが告知された。
Standard Ban List 21.06は2021年6月19日より有効だ。
今回の改訂により以下のコーポのカード6枚が新しく禁止リストに加わった。
各カードの禁止理由については上記記事の意訳をTweetしている(下記のTweetに連なる形で投稿している)ので参考にしてもらえたらと思う。
《Engram Flash》、《Slot Machine》
— NLR (@NL24VEN) 2021年6月12日
Niseiの方針としてICEの弱体化を図っており、その中でまず着手されたのがこの2枚。
レゾコストの割に強度が高く、被害の大きいサブルーチンを含むため、ランナーのフェイスチェックの危険度に対してコーポの支出が少なすぎることが理由。 pic.twitter.com/oxSLNlKV3q
Standard Ban List 21.06の環境で有効なセットは以下の通り。
- Order and Chaos(大拡張)
- Data and Destiny(大拡張)
- Mumbad Cycle
- Flashpoint Cycle
- Red Sand(レッドサンド) Cycle
- Kitara(キタラ) Cycle
- Reign and Reverie(大拡張)
- Magnum Opus
- Ashes Cycle
- System Update 2021(コアセット)
- System Gateway
そして禁止カード一覧は以下の通り
ランナー
- ”Current/現状”を持つ全てのカード
- Aaron Marrón
- Bloo Moose/ブルー・ムース
- Clan Vengeance/クランの復讐
- Crowdfunding/クラウドファンディング
- Encore
- GPI Net Tap
- Laamb/ラーンブ
- Liza Talking Thunder: Prominent Legislator
- Mad Dash/猛突進
- Mars for Martians/火星は火星人の手に
- PAD Tap/PAD コネクタ
- Şifr
- Salvaged Vanadis Armory/回収済みヴァナディス武器庫
- Temüjin Contract/テムジンとの契約
- Watch the World Burn
コーポ
- ”Current/現状”を持つ全てのカード
- 24/7 News Cycle
- Azmari EdTech: Shaping the Future/アズマリ・エドテック:未来の彫造
- Breached Dome/破損したドーム
- Bryan Stinson
- Cayambe Grid/カヤンベ・グリッド
- Clone Suffrage Movement
- Engram Flush/エングラム・フラッシュ
- Fairchild 3.0
- Friends in High Places
- Gagarin Deep Space: Expanding the Horizon
- Game Changer
- Gold Farmer/ゴールド・ファーマー
- Government Takeover
- Hired Help
- Jinteki: Potential Unleashed
- Kakugo/カクゴ
- Mass Commercialization/大量生産
- Mumbad City Hall
- Museum of History
- Mti Mwekundu: Life Improved/ムティ・ムウェクンドゥ:生命の改良
- Sensie Actors Union/感応放画俳優協会
- Shipment from Tennin/テンニンからの出荷
- Slot Machine/スロットマシン
- SSL Endorsement/南サハラ同盟の承認
- Titan Transnational: Investing In Your Future
- Violet Level Clearance
- Whampoa Reclamation/黄埔開拓
- Zealous Judge
この変更により、ランナーに大量の計画書を盗ませてから《Game Changer》で大逆転する《Spors Metal: Go Big or Go Home》のデッキ
や、ID効果で大量のアドバンストークンを稼ぎ、《Mass Commercialization/大量生産》で稼ぎつつ《Red Planet Couriers/レッドプラネット配送》で《Government Takeover》を得点するコンボを狙う《Weyland Consortium: Built to Last》のデッキ
は存在できなくなる。
現環境では《Seamless Launch》を《Haas-Bioroid: Precision Design》で使いまわして計画書の得点ラッシュを行うコンボや
《Anoetic Void》と《Manegarm Skunkworks》を組み合わせて鉄壁の遠隔サーバーを築くコンボ
が暴れているが、これらは今回は御咎めなし。
いずれも最新拡張System Gatewayにてリリースされたばかりのカードで実現するコンボであるため、Niseiにとって禁止しづらいカードであることは理解できる。
もしくはまだ問題になるほど暴れていないのかもしれない。(そうは思わないが)
もし問題になるほど暴れたときはNiseiはきちんと対処してくれると思うので、それまではランナーのデッキに《Political Operative》を忍ばせておこう。