バイオハザード2(Resident Evil 2)ボードゲーム紹介 ~ 中編 ~
消息を絶った兄を探しに来て事件に巻き込まれたクレア。
その彼女を守るべく奮闘する新米警官レオン。
安全と手掛かりを求めて2人はラクーン市警2階、S.T.A.R.S.のオフィスを目指す。
――というのをプレイスルー形式で紹介する記事の中編。
前編はこちらから ↓
血の滴る廊下で遭遇した化け物リッカーをなんとかドアの向こうに閉じ込めたレオンとクレア。
この街に蔓延っているのは歩く死体だけではなかった。
普通なら恐怖に震えて一歩も進めなくなるところだが、それぞれの使命感が先に進む勇気を保たせた。
レオンのターンから再開。
廊下を曲がるとドアが2つ。プレートに資料室と書かれた方のドアは鍵がかかっており開くことはできない。
このドアを開くには対応するキーアイテム『スペードの鍵』を所持している必要がある。まだ持っていないので手に入れてから改めて来よう。
付近に敵はいないのでリアクションなし。テンションデッキからカードを引くが――
何やらまた黄色いカードが!
なになに、「敵がいてキャラクター*1がいない、アクティブキャラクターに最も近いタイルを選ぶ。」と…
「――そのタイルにいる全ての敵を、そのタイルからアクティブキャラクターに近づくように隣接するタイルにあるドアの前に配置する」……と。
要はキャラクターに向かうように次のタイルに繋がるドアを超えた先のマスに再配置する効果だ。
(撮影時、効果を読み間違えて資料室に配置してしまったが、気付かなかったことにして先に進むぞ!)
ドアの向こうから何か嫌な気配がする……。
せっかく閉じ込めてもドアを破って移動してくることもある。油断禁物だ。(今回は処理を間違えたけど)
続くクレアのターンで4アクション使って移動し、次に続く廊下の前まで移動。
ここからは『ALL CLEAR』のカードを引いた場合は省略していく。
レオンのターンで移動、ドア開け、そして移動。
新しいタイルに侵入したのでエンカウントチェック。
マップを確認してエンカウントダイスを振ろう。
コロコロ……
出たのはアンブレラマーク。黄色のテーブルを確認すると――
――橙のテーブルを使ってもう一度ダイスロールせよという指示。
コロコロ……
不運なことに2連続アンブレラマーク。ゾンビ犬2匹とのエンカウント!
タイルのマークにそれぞれ均等な数になるように配置する(キャラクターから遠い方優先)。
すぐ目の前に1匹、廊下の奥にもう1匹。
ステータスを確認しておこう。
ゾンビより素早い。
攻撃を外すとリアクションで噛みつかれかねないので、あえて3アクションで終了。
ゾンビ犬のリアクション。射程内にキャラクターはいないので、それぞれ2歩までレオンに向かって移動する。
クレアのターン。
できるだけ敵の数を減らしたいが、ハンドガンの残弾は減らしたくない。
1アクション目にハンドガンで攻撃。特殊効果Rapid Fireで2発だけ使うことにする。
しかし攻撃は外れる。攻撃がヒットしなかったゾンビ犬は全て移動リアクション。
このままではレオンがゾンビ犬にかじられてしまう!
2アクション目もハンドガンで攻撃。ターゲットはレオンのマスにいるゾンビ犬。
バン! バン!
2回の小ヒット。プッシュ効果2回で手前側に吹き飛ばす。
これは置き去りにするチャンス!
3アクション目でドアの向こうへ移動し、4アクション目でドア閉めを試みる。
敵がいるマスで攻撃以外のアクションをする場合は、まずその敵の攻撃リアクションの回避に成功しなければならないが――
――回避成功! 無事ドアは閉じられ、1匹分断することができた。
クレアのアクションが終了したので、敵のリアクション。
ゾンビ犬の射程内にキャラクターが2つ。ターゲットが複数選べる場合はアクティブキャラクターが優先されるので、クレアが優先して狙われる。
その後のレオンのターンではナイフで挑むもするりするりと躱され、やむなくハンドガンで攻撃。3アクション費やしてようやく撃退できた。
大ヒットは各青ダイスに1面だけなので、ハンドガンやナイフでは何度攻撃してもなかなか倒せないことが多い。
もっと強力な武器が欲しいところだが、今はあるものでなんとかしなければならない……
ゾンビ犬との死闘の果てに、なんとか作戦会議室と書かれたドアの前に到着。
ドアを開くのはクレア。
机の並ぶ薄暗がりの中に光る物体が。お宝か……!?
この部屋の危険レベルはアンバー(橙)なので、危険な敵と遭遇する可能性が高い。
部屋に入る前に、先ほどの戦いで消耗したレオンのHPをクレアの能力『Made in Heaven』で回復しておく。
いざ入室! ということでエンカウントダイスを振る。
幸いなことに敵はなし。早速探索だ!
落ちているアイテムは上の画像のようなトークンで示されている。
同じマスまで移動すれば、アクションを使って拾うことができる。
アイテムを拾う場合は、書かれている文字と対応するアイテムカードの山からカードを1枚引く。ここにはAのアイテムが落ちている。
拾ったのは『ハンドガンの弾』。使うとハンドガン系武器の残弾を8増やせる。
弾が十分あれば敵を倒すのもやり過ごすのも楽になる。
手に入れたアイテムはそのキャラクターのインベントリに配置される。
ハンドガンの残弾が少ないのはクレアなので、安心して戦えるようこれはクレアに譲ることにする。
交換アクションを使って近くにいるクレアに『ハンドガンの弾』を渡す。
クレアも部屋の奥まで進みアイテムを拾う。
中身は――
『スペードの鍵』を発見!
これで資料室のドアを開けられるぞ!
今度こそ後編へ続く。
*1:プレイヤーのミニチュアのこと